前回、記事の反響があり、クワガタ・カブトムシが脱走して困っている方の多さに驚きました。
そこで、今回はクワガタ・カブトムシが脱走し、見つからなくて困っている方向けに、探し方や、いそうな場所、できる対策などをお伝えします。
困った時のお役に立てれば嬉しいです♪
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いつまでに見つけないといけない?
なかなか見つからない時に気になるのが、脱走してどれくらい生きることができるのだろうということ。
種類や環境にもよりますが、大体1週間くらいは生きることができます。
ただ、乾燥や温度が原因で死んでしまうこともあります。
また、クワガタ・カブトムシはツルツルの場所ではうまく脚を踏ん張れずに、ひっくり返ってしまうこともあります。
通常は止まり木などにつかまって起き上がりますが、脱走した場所につかまれるものがないと、起き上がれません。
ひっくり返ったままだと、体力を消耗して死んでしまうことが多いです。
いずれにせよ、早く見つけてあげたいものです。
脱走が判明した時にすぐやるべきこと
クワガタ・カブトムシの逃げ道を封鎖する
もしかしたら、もうそこから逃げてしまって手遅れの可能性もありますが…
飼っている部屋の扉を閉める。
扉の隙間を覆う。
とりあえず、封鎖できるところは封鎖してください。
いる可能性の高い場所から、くまなく探していくことが大事です。
①にいなかったら、②、③へと範囲を広げて探していきます。
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ここで大事なのは、②、③に進む時には探し終えた①は必ず封鎖しておくということです。
クワガタ・カブトムシは生き物ですから、移動します。
探し終えた場所に移動されては、キリがありません…。
(全てくまなく探したつもりでも、見つからないことも多々ありますが…(*_*))
家を適温にしておく
脱走しても見つけるまでの間、どこかで生きていてほしいですよね。
そこで、クワガタ・カブトムシが逃げていそうな場所はできる範囲で、エアコンをつけるなどして適温にしておきます。
暑さや寒さで死んでしまうことがあるので、要注意です。
外出するときなども忘れないようにしてください。
いそうな場所を徹底的に探そう!
●動く音、羽の音などがするかもしれないので、耳をすませながら探しましょう。
●クワガタ・カブトムシを踏んだり挟んだりしないように注意しましょう。
●隙間や裏などの暗い場所は、懐中電灯を照らすと探しやすいです。
よくいる場所
- 飼育ケースのマットの中(脱走ではなく、潜っていないか)
- 他の飼育ケースの周り
- ドアやクローゼットの隙間
- カーテンの裏
- カーペットの裏
- 布団やベッド
- 天井や壁
- 窓のサッシ
- 家具や家電の裏
- 家具や家電の下の隙間
- 服やカバンの中
- スリッパやクツの中
- 小物入れやおもちゃ箱の中
- ティッシュ箱の中
- ゴミ箱の中
- トイレ
トラップを作ろう
私はトラップで捕まった試しがありませんが…笑
一応、お伝えしておきます。
光トラップ
虫は紫外線を好みます。
一般のLEDの照明は紫外線が少ないため、虫が見ても明るく見えません。
水銀灯、メタハラ、殺菌灯などの紫外線が強い照明で照らすと集まってくる可能性があります。
(近年ではLEDに変わりつつありますが、一昔前の街灯やコンビニの照明などに虫が集まっている様子をイメージしてもらえば!)
ただ、なかなか一般家庭にそのようなライトはないですよね…。
実証してないので、効果があるかわかりませんが、紫外線ライトと調べるといろいろあるみたいです。↓
⚠︎付けっ放しは発火や物が劣化する可能性もあるので、使用する場合は取り扱いに十分注意してください。
エサトラップ
エサを置いておびき寄せます。
ゼリーでもいいですが、熟したバナナなど匂いが強い方が寄り付きやすいかも。
(他の虫も一緒に寄ってくる可能性もありますが…)
それでも見つからない時は…
夜まで動くのを待つ
基本的に夜行性のクワガタ・カブトムシは夜活動します。
深夜にじっと耳をすませると、動く音が聞こえるかもしれません。
体力に自信がある方はやってみてください。
他の人に探してもらう
違う目で見つけてもらうと、案外見つかることもあります。
お願いできそうな人がいれば、お願いしてみるのもいいかもしれません。
ただ、見つける人が多くなると踏み潰してしまう可能性も高まります。
注意しましょう。
視野を広げる
探すというと細かいところばかりに目が行きそうですが、一回視野を広げてぼんやりと部屋全体を見てみましょう。
ぼーっと見ていると動いているクワガタカブトムシを発見できるかもしれません。
出てくるのを待つ
どうしても見つからない場合は、一回探すのをやめてみるのも手です。
家から出ていない限り、どこかには必ずいます!
そわそわするでしょうが、待つしかない場合もあります。
私の場合も、一生懸命探している時よりも、探していない時や諦めた時に見つかったことの方が多いです。
脱走しない飼い方
脱走したら、見つけるのがかなり大変です。
脱走予防の方法をお伝えします。
マットを飼育ケースの上まで入れない
マットが飼育ケースの蓋近くまであると、クワガタ・カブトムシはすぐに逃げることができます。
蓋をしていても、結構な力があるので、要注意です。
重しを置いていても蓋を開けて逃げることもあります…。
止まり木を蓋に近づけない
これもマットと同じ理由です。
丈夫な飼育ケースに変える
蓋がきちんと閉まるもの、蓋の返しがしっかりしているものを選びましょう。
簡易的な飼育ケースは逃げられやすいです。
脱走防止には、クリアスライダーというケースがおすすめ。
蓋がスライド式なので脱走できません!
プラスチックで蓋が網状の一般的な飼育ケースは、クワガタに壊されたことがあります…。
クリアボトルの空気口を破って逃げられたことも、
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プリンカップの蓋をずらしたり、穴を開けたりして逃げられたこともあります。
![](https://futakokuwa.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0813-768x1024.jpeg)
成虫だけでなく、幼虫が逃げることもあるようです…。
クリアボトルは1つ1つの空気口が小さいものを、
プリンカップは深さが十分あるもの(底に穴を空けることもありますが笑)をおすすめします。
ケースが経年劣化で蓋が緩めになっていたものは、こういう風に逃げられたことも…
![](https://futakokuwa.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_6487-1024x768.jpeg)
小さめのケースに2匹入れていた(ヘラクレス)こともあり、暴れて飼育ケースを倒されました…。
数々の経験から、
丈夫な飼育ケースにした方がいい
と声を大にして言えます笑
おすすめの飼育ケースについては以下の記事を参考にしてください!!
エサ切れに注意する
エサがなくなるとエサを求めて脱走することがあります。
エサを切らすことがないように注意しましょう。
こまめにクワガタ・カブトムシの様子を確認する
言うまでもなく、脱走してからすぐの方がまだ遠くに行っていないので見つかりやすいです。
また、いきなり蓋を開けていなくなる場合もいますが、
徐々に飼育ケースなどに穴を開けていき、時間をかけて逃げ道を確保する場合もあります。
こまめに様子を確認して、ケースは無事か確認しましょう。
まとめ
今まで幾度となくクワガタ・カブトムシの脱走を経験してきましたが、
「まさか、ここから脱走!?」
と毎回思わされます…。
皆さんの大切なクワガタ・カブトムシが無事に見つかりますように。
お伝えしたことがお役に立てたら嬉しいです。
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