▼飼育方法・ブリードの流れ
▼入手法
\ニジイロクワガタの飼育でお困りの方へ/
「この飼育方法で本当に合ってるのかな?」
「クワガタの様子がおかしい気がする…」
飼育中の疑問、周りに聞ける人はいますか?
お困りの方のため、【飼育相談サービス】を始めました。
私yasuが直接お答えします♪お気軽にご相談ください。
ニジイロクワガタの寿命
寿命は、産卵の有無によって変わってきます。
オス&産卵なしのメス
ニジイロクワガタのオス&産卵しないメスの寿命は成虫になってから大体1年です。
個体差がありますが、適切に管理していれば2〜3年生きることもあります。
産卵ありのメス
メスで産卵させる場合は、体力を使うので寿命が短くなります。
産卵セットを最初に組んでから3ヶ月くらいで死んでしまうことが多いです。(産卵セットを組む期間によっても前後しますが…)
産卵しながら死んでしまう場合もあり、「マットや産卵木から出てこないと思ったら死んでいた…」ということがよく起こります。
ニジイロクワガタの飼育サイクル
ニジイロクワガタの飼育サイクルをまとめました。>>飼育方法まとめ
- 卵から孵化まで→2〜3週間(割り出し時期によります。)
>>交尾方法
>>産卵セットの組み方
>>割り出しの仕方 - 幼虫期間→半年〜1年(温度・個体差ありますが、オスでも大体10ヶ月くらいの期間です。)
>>幼虫飼育 - 蛹期間→約1ヶ月
- 後食(活動)開始まで→約1ヶ月
- ブリードまで→羽化から4ヶ月くらい(が理想ですが、私は4ヶ月も待たず、後食後すぐ、または2〜3ヶ月くらいでブリード開始しています。)
ニジイロクワガタの飼育サイクルは大体1年〜1年半ほどです。
ニジイロクワガタを長生きさせるコツ9選
ニジイロクワガタを長生きさせるには、体力をつける&無駄な体力を使わないようにすることです。
そのためにできることを9つ紹介していきます。
1.適切な飼育ケースにする
飼育ケースは適切なサイズのものを選びましょう。
ニジイロクワガタの飼育ケースにおすすめなのは、デジケースHR-1やクリアスライダーです。
(ストレスを与えず長生きさせるための適切なサイズです。場所をとるのでたくさん飼育している場合は、クリーンカップ430でも飼育できます。)
(産卵セットを組む場合は、コバエシャッター中、またはコバエの侵入抑制容器中がベスト。小サイズでもできます。>>産卵セットの組み方)
2.1頭ずつ飼育する
ケンカが起きると体力を消耗してしまいます。
交尾の時以外は、1ケースに1頭を基本にしましょう。
3.温度管理をする
暑すぎる、寒すぎる環境では弱ってしまいます。
ニジイロクワガタの適切な飼育温度は約24度です。
温度管理の方法は、主に3種類あります。
・エアコン
・冷やし虫家(簡易冷暖房付き昆虫飼育室)
・ワインセラー
⚠︎ワインセラーは高いものでも22度までしか設定できないので、少し低めになります。飼育は可能なので、ニジイロクワガタをワインセラー内で飼育したい場合は、22度まで設定できるものを選びましょう。
↓22度まで設定できるセラーのおすすめはこちらの記事で紹介しています。
4.乾燥・蒸れに気を付ける
クワガタは乾燥や蒸れに弱い生き物です。
マットや足場(水苔など)が乾燥していたら、霧吹きなどで加湿してやりましょう。
(紹介している飼育ケースは乾燥しにくくなっているので、加湿する必要はほとんどありません。)
また、ケース内が蒸れていたら水分を拭き取ったり、マットや足場を交換しましょう。
5.栄養価の高いエサを与える
長生きさせるということを考えると、やはりエサは大切です。
果物ならバナナ。栄養豊富なのでいいエサになります。
しかし、マットが汚れたり、臭いが強いので管理が大変なことも…。
そこでおすすめなのがブリーダー間で人気No.1の「プロゼリー」です。
産卵するメスに使えると謳われていることもあり、栄養価が高くおすすめです。
実際、「プロゼリーに変えたら寿命が伸びた」という人は多いです。
6.交尾は1回だけor交尾・産卵させない
交尾や産卵にも体力を使います。
長生きさせることだけを考えるなら、交尾・産卵をさせないことが1番です。
ブリード(繁殖)したい場合は、交尾はハンドペアリングして、終わったらすぐに別々のケースで飼育しましょう。
7.ストレスを与えない
飼育しているとクワガタの様子がついつい気になってしまいます。
何度も様子を見たり、手に乗せてみたりしたい気持ちは分かりますが、刺激を与えるとクワガタのストレスになってしまいます。
エサを与える時以外は放置することがベストです。
8.転倒させない
クワガタは転倒すると起き上がろうともがきます。
もがくことで体力を消耗します。
飼育ケースの中には必ず転倒防止の足場になるものを入れてやりましょう。
足場には水苔や木片がおすすめです。
9.脱走させない
飼育ケースの外に脱走してしまうと、体力を消耗するだけでなく死んでしまう可能性もあります。
脱走防止のためには以下に注意しましょう。
・マットをケースの上まで入れない。(蓋を開けて逃げやすくなる。)
・止まり木を蓋に近づけない。(蓋を開けて逃げやすくなる。)
・丈夫な飼育ケースにする。(1で紹介したケースはどれも丈夫です。)
・エサを切らさない。
おわりに
いかがでしたか?
もし、知りたい情報がなくて直接相談したいという場合は、個別の飼育相談サービスもやっています。ご活用ください。(>>飼育相談をする)
▼ニジイロクワガタ飼育方法・全体の流れ
(前回のプレゼント企画はこちら)
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