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【決定版】ニジイロクワガタ産卵セットの組み方〜マット産卵〜繁殖させる方法

ニジイロクワガタ

ニジイロクワガタのマットでの産卵セットの組み方を知りたい!

産卵セットに必要な物や環境も知りたい!

その時に気をつけた方がいいことはあるのかな?

yasu
yasu

そんな疑問にお答えします。

私は飼育レコード2回獲得&BE-KUWA執筆経験があります。

これから、知識0でも分かるほど丁寧に、産卵セットを組むときの流れを説明していきます。

私は毎年ニジイロクワガタを飼育していますが、今回紹介するやり方でほぼ失敗することはないので、参考になるかと思います。

産卵セットを組む前のチェックリスト
  • エサを食べているか?(後食済みか?)
  • 交尾は完了しているか?
  • 飼育温度は適切か?(20〜26度くらい)
    →適切でない場合、エアコン・冷やし虫家などで温度管理。
    (産卵セットは年中いつでも組むことができます。ただし、温度が高すぎたり低すぎたりするのはNG。)

交尾の記事はこちら↓

ニジイロクワガタの産卵セットは3種類あります。

ニジイロクワガタ産卵セットの種類
  • マット産卵:1番簡単&準備物が安く手に入りやすいので初心者にオススメの方法。
  • マット&産卵木産卵:マットだけで産まない場合に試す価値あり。
  • 菌床産卵:コストがかかるものの、割り出し時間が短くなることはメリット。

本記事では、基本的な飼育方法であり初心者に1番オススメのマット産卵についての記事です。

\ニジイロクワガタの飼育でお困りの方へ/

「この飼育方法で本当に合ってるのかな?」
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マット産卵の準備物

飼育ケース

コバエシャッター・中、または、コバエの侵入抑制用飼育容器・中がオススメです。(どちらもほぼ同じ大きさ。)

たくさん採れるので推奨するのは中サイズですが、省スペースで飼育したい方は小サイズを使用してもいいでしょう。(こまめに採卵すると小サイズでもたくさん採れます。)

既にお持ちの方はクリアスライダーラージを使用しても大丈夫ですが、高さがあまりないので新たに購入するにはオススメはしません。

スペースや好みで選んでください。

それぞれのケースの詳しい特徴はこちらの記事を参考にして下さい↓

オスの管理用

交尾後のオスはクリーンカップ430(cc)に水苔を入れて管理すると省スペース&安価に管理できます。

水苔の取り扱い

1.適当な容器に水を張る。

2.水苔を入れて1分くらい馴染ませる。

3.しっかり絞って使う。

蒸れや酸欠防止のため、クリーンカップの蓋には穴を数箇所空けておきましょう。(針で小さい穴を空けるのがいいです。大きな穴では、乾燥したりコバエが入ったりします。)

後々、卵・幼虫を割り出したり、余品を売りクワガタを発送する時にもクリーンカップは使えるので、いくつかのサイズを用意しておくといいでしょう。(目安として、成虫管理は430cc割り出した後の管理は120ccまたは200ccが使えます。)

マット・足場

ニジイロクワガタのマットは産卵一番がよく産んでくれます。

マットは結構使うので、10L購入しておきましょう。(小ケースやクリアスライダーラージは10Lで足りますが、中ケースでガチガチに固めると足りなくなるかも…。今後も飼育をしていく場合は多めに購入しておくとよいでしょう。)

クワガタは倒れて起き上がれなくなると、体力が消耗したり、死んだりすることがあるのでマットの上に足場が必要です。

足場には再び登場、

扱いやすく色々な場面で使うことができる水苔がオススメ。

木片も足場になるので、ある人はそちらでも。↓

ゼリー

産卵するメスにはプロゼリーがオススメです。

オスの管理はプロゼリーより安価なすこやかゼリーでもいいです。

もちろんプロゼリーでもOK。(私はエサを分けるのが面倒なので、オスもプロゼリーにしています。)

ゼリーは産卵に成功したことを踏まえると、50個は用意しておくとよいでしょう。

ゼリーカッターを使うと、クワガタがゼリーを残さず食べやすくなるので利用してみて下さい。

詳しくはこちら↓

産卵セットの組み方

⚠︎今回写真で使用しているケースはコバエシャッター・小です。

1.マットを混ぜる。

1.5ケース分くらいのマットを出して混ぜます。(たらいがあると便利)

写真は少し多めに出してます。

2.マットに加水する。

霧吹きがベストですが、コップやペットボトルから少しずつ水を入れてもいいです。

元々マットに水分が含まれていて加水の必要がないものもあります。(新しいマットの方が水分量が多いです。)

加水の程度目安

手で握って団子ができるか。
指で押すと団子がほぐれるか。
握った時に水は滴らないか。(滴ると多すぎ)

3.飼育ケースの8割くらいにマットを固く詰める。

たらいからケースにマットを入れる時、園芸用スコップが便利です。

土を適当に入れて、

プレス棒や手でギュッギュッと強く押さえましょう。グーで押さえると力が入りやすいです。

角や端の方はなかなか詰めづらいので、指で押さえています。

ケースをひっくり返しても落ちてこないくらいに詰めましょう。

追加でマットを入れて、

詰めたところと追加で入れたところの密度が全然違います。

またギュッギュッと押さえていきます。

ケース全体の7〜8割にマットを詰めたらOKです。

4.飼育ケースの2割くらいにマットをふんわりかける。

軽く手でならして、

横から見るとこんな感じになります。

5.転倒防止に水苔または木片を入れる。

水苔の取り扱い

1.適当な容器に水を張る。

2.水苔を入れて1分くらい馴染ませる。

3.しっかり絞って使う。

木片は、水で濡らすと腐るので濡らしません。

途中乾燥が気になれば霧吹きを吹きかけますが、最初に紹介した飼育ケースはどれも乾燥対策がされているので、そのままでも大丈夫なことが多いです。

6.メスとゼリーを入れる。

ゼリーは2つくらい入れるといいでしょう。

ゼリーカッターを使ったらこんな感じ。

7.1ヶ月くらい、ゼリーの交換のみ行う。

ゼリーが無くなったら交換しましょう。

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メスの産卵行動

ニジイロクワガタは産卵セットを組んだら大体その日のうちにマットに潜ります

マットに潜って産卵するのですが、数日しても潜らなければ、再度交尾させたり、時間を置いて成熟させたりする必要があります。(潜ったからといって100%産卵しているわけではありませんが…。)

ケースの側面に潜り跡が見えることもあります。

その間は、頻繁にケースの開閉をしたり、ケースを持ち上げたりしないようにしましょう。

産卵の様子は気になりますが、メスのストレスになってしまうので、放置がベストです。

しばらく放置しておくと、ケースの側面や底に卵や幼虫が見えてきます。

コチラは産卵セットを組んでから1ヶ月半後

卵や初令幼虫が見えてきています。

3ヶ月も放置するとこんなに大きくなります笑↓

ニジイロクワガタの寿命についてはこちら↓

産卵しない場合は?

産卵しない場合は、次の方法を試してみましょう。

  • もう一度交尾をさせる。(追い掛け)
  • 部屋の温度を少し上げる。(高い方が動きが活発になります)
  • 産卵セットを組み直す
  • 材を入れる。(産卵木を使った産卵セットを組む)
  • 1週間〜1ヶ月の期間を空けて再度産卵セットに入れる。(成熟不足の場合)

これらの方法を試しても産卵しない場合は、諦めるしかありません…。

どうしても産まない時はたまにあるので、新しくニジイロクワガタを購入して飼育した方がいいでしょう。

おわりに

いかがでしたか?

もし、知りたい情報がなくて直接相談したいという場合は、個別の飼育相談サービスもやっています。ご活用ください。(>>飼育相談をする)

割り出しの仕方はこちらです。↓

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