・日本にはどんなクワガタがいるの?
・捕まえたクワガタの種類が分からない…。
そんな疑問にお答えします。
私は飼育レコード2回獲得&BE-KUWA執筆経験があります。
日本には約100種類のクワガタがいます。
その中でも、日本の代表的なクワガタの特徴とオスの見分け方について、詳しく解説しています。
質問に答えるだけでクワガタを見分けられるページもあります。
すぐに見分けたい人はこちらから>>クワガタ判別ページ
メス、その他のクワガタについてはLINEで見分けます。↓
その他のクワガタについては種類ごとに一覧でまとめています。
日本の代表的なクワガタの種類&見分け方
日本の代表的なクワガタの一覧
オオクワガタ
日本のクワガタでは圧倒的人気を誇るオオクワガタ。
採集が難しく、数十年前は「黒いダイヤ」と呼ばれるほど高値がついていました。
飼育が簡単なことから飼育品が出回り、今では手頃な価格で買うことができます。
サイズ
寿命
約2〜3年
体色
黒色
生息地
北海道・本州・四国・九州・対馬など
成虫が見られる時期
5月〜10月くらい(地域や気温による)
見分け方
*大顎に太い内歯(赤丸)がある。
ミヤマクワガタ
頭部の出っ張りが特徴的なミヤマクワガタ。
漢字では「深山鍬形」と書き、山奥や高地の涼しいところに住んでいます。
暑さに弱いので飼育するときは温度管理に注意しましょう。
サイズ
寿命
約2ヶ月
体色
茶褐色〜黒褐色(金色の産毛で覆われているため、黄褐色にも見える)
生息地
北海道・本州・四国・九州・伊豆諸島
成虫が見られる時期
6月〜9月くらい(地域や気温による)
見分け方
*頭部が出っ張っている。(赤丸)
*細かい金色の毛で覆われている。
*脚にオレンジの部分がある。
コクワガタ
日本全国ほとんどの場所で見られるクワガタ。
日本で最もよく見かけ、採集も簡単にできます。
漢字では「小鍬形」と書きますが、日本にいるクワガタの中では一般的な大きさです。
サイズ
寿命
約1年半〜2年
体色
黒色〜茶褐色
生息地
北海道・本州・四国・九州・屋久島、種子島、トカラ列島、伊豆諸島、対馬など
成虫が見られる時期
5月〜10月くらい(地域や気温による)
見分け方
*内歯が2つある。(1つは大顎の先にあり、小さい。)
*小型のコクワガタは大顎の先の内歯が無いこともある。
ノコギリクワガタ
日本全国ほとんどの場所で見られるクワガタ。
採集も飼育も簡単にできます。
大顎がギザギザしていてノコギリ状になっていることから「ノコギリクワガタ」と名付けられました。
サイズ
寿命
約4ヶ月
体色
赤褐色〜黒褐色
生息地
北海道・本州・四国・九州・屋久島、種子島、伊豆諸島(八丈島はハチジョウノコギリ)、対馬
成虫が見られる時期
5月〜10月くらい(地域や気温による)
見分け方
*ギザギザしたノコギリ状の内歯がある。(青丸)
*目の上に突起がある。(赤丸)
*大顎が水牛のように大きく曲がっている。(⚠︎小型種は曲がっていません。)
ヒラタクワガタ
体が平べったいことから「ヒラタクワガタ」と名付けられました。
気性が荒いので、オスがメスを殺してしまうこともあります。
飼育するときは別々のケースに入れて飼うようにしましょう。
サイズ
寿命
約1年半〜2年
体色
黒色
生息地
本州・四国・九州・南西諸島、伊豆諸島、対馬
成虫が見られる時期
5月〜9月くらい(地域や気温による)
見分け方
*大きな内歯の先に小さな内歯がたくさんある。
*頭楯がV字に出っ張っている。
スジクワガタ
スジクワガタという名前ですが、羽のスジがあるのは小型のオスと全てのメスだけになります。
大型のオスは姿形がコクワガタとよく似ています。
サイズ
寿命
約1年
体色
黒色
生息地
北海道・本州・四国・九州・屋久島
成虫が見られる時期
5月〜10月くらい(地域や気温による)
見分け方
*2つ繋がっているような内歯と大顎の先に小さい内歯がある。
*小型種は羽に細いスジがある。
アカアシクワガタ
名前の通り、脚の付け根が赤くなっているアカアシクワガタ。
裏返すと腹のところも赤くなっています。
サイズ
寿命
約6ヶ月〜1年
体色
黒色〜黒褐色
生息地
北海道・本州・四国・九州・対馬
成虫が見られる時期
6月〜10月くらい(地域や気温による)
見分け方
*脚と腹に赤い部分がある。
ネブトクワガタ
かなり小さめのクワガタ。
羽の部分に太いスジが見られ、特徴的なクワガタです。
サイズ
寿命
約6ヶ月
体色
黒色
生息地
本州・四国・九州・南西諸島、伊豆諸島・対馬
成虫が見られる時期
6月〜9月くらい(地域や気温による)
見分け方
*羽にはっきりとした太いスジがある。
*頭楯が広い。
*大顎の根本近くに内歯がある。
日本のクワガタ一覧(五十音順)
アカアシクワガタの仲間
- アカアシクワガタ
オオクワガタの仲間
- オオクワガタ
- キュウシュウヒメオオクワガタ
- ヒメオオクワガタ
オニクワガタの仲間
- オニクワガタ
- キュウシュウオニクワガタ
- キンオニクワガタ
- ヤクシマオニクワガタ
コクワガタの仲間
- アマミコクワガタ
- オキナワコクワガタ
- コクワガタ
- トカラコクワガタ
- トクノシマコクワガタ
- ハチジョウコクワガタ
- ヤエヤマコクワガタ
- ヤクシマコクワガタ
- ミシマコクワガタ
- リュウキュウコクワガタ
サビクワガタの仲間
- ヤマトサビクワガタ
スジクワガタの仲間
- スジクワガタ
- ヤクシマスジクワガタ
チビクワガタの仲間
- イオウマメクワガタ
- オガサワラチビクワガタ
- ダイトウマメクワガタ
- チビクワガタ
- ナコウドジマチビクワガタ
- フィッシコリスマメクワガタ
- マメクワガタ
- ルイスツノヒョウタンクワガタ
ツヤハダクワガタの仲間
- ツヤハダクワガタ
- ミナミツヤハダクワガタ
- ミヤマツヤハダクワガタ
ネブトクワガタの仲間
- アマミネブトクワガタ
- イヘヤネブトクワガタ
- オガサワラネブトクワガタ
- オキナワネブトクワガタ
- オキノエラブネブトクワガタ
- ガジャジマネブトクワガタ
- サキシマネブトクワガタ
- チチジマネブトクワガタ
- トカラネブトクワガタ
- ナカノシマネブトクワガタ
- ネブトクワガタ
- ハチジョウネブトクワガタ
- ヤエヤマネブトクワガタ
- ヨナグニネブトクワガタ
ノコギリクワガタの仲間
- アマミノコギリクワガタ
- オキナワノコギリクワガタ
- オキノエラブノコギリクワガタ
- クチノエラブノコギリクワガタ
- クメジマノコギリクワガタ
- クロシマノコギリクワガタ
- トカラノコギリクワガタ
- トクノシマノコギリクワガタ
- ノコギリクワガタ
- ハチジョウノコギリクワガタ
- ミクラノコギリクワガタ
- ミシマイオウノコギリクワガタ
- ミヤケノコギリクワガタ
- ヤエヤマノコギリクワガタ
- ヤクシマノコギリクワガタ
ヒラタクワガタの仲間
- アマミヒラタクワガタ
- イキヒラタクワガタ
- オキナワヒラタクワガタ
- オキノエラブヒラタクワガタ
- ゴトウヒラタクワガタ
- サキシマヒラタクワガタ
- スジブトヒラタクワガタ
- ダイトウヒラタクワガタ
- タカラヒラタクワガタ
- チョウセンヒラタクワガタ
- ツシマヒラタクワガタ
- トクノシマヒラタクワガタ
- ハチジョウヒラタクワガタ
- ヒラタクワガタ
マグソクワガタの仲間
- マグソクワガタ
マダラクワガタの仲間
- マダラクワガタ
- ヤクシママダラクワガタ
マルバネクワガタの仲間
- アマミマルバネクワガタ
- オキナワマルバネクワガタ
- チャイロマルバネクワガタ
- ヤエヤママルバネクワガタ
- ヨナグニマルバネクワガタ
ミヤマクワガタの仲間
- アマミミヤマクワガタ
- イズミヤマミヤマクワガタ
- ミクラミヤマクワガタ
- ミヤマクワガタ
ルリクワガタの仲間
- アマギゴエホソツヤルリクワガタ
- ウンゼンルリクワガタ
- キイニセコルリクワガタ
- キュウシュウニシコルリクワガタ
- キュウシュウニセコルリクワガタ
- キンキコルリクワガタ
- コルリクワガタ
- タカネルリクワガタ
- チチブコルリクワガタ
- トウカイコルリクワガタ
- ニシコルリクワガタ
- ニセコルリクワガタ
- ホソツヤルリクワガタ
- ミナミコルリクワガタ
- ユキグニコルリクワガタ
- ルリクワガタ
【参考】
日本産クワガタムシ大図鑑
おわりに
いかがでしたか?
日本にもたくさんの種類のクワガタがいますが、世界にはもっとたくさんいます。
私も世界のクワガタを約50種飼育しているので、興味ある方は見てみて下さい♪→yasuの飼育種
(前回のプレ企画はこちら)
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