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【決定版】ニジイロクワガタ割り出しの仕方〜マット産卵〜

ニジイロクワガタ

ニジイロクワガタの割り出しの仕方を知りたい!

オススメの飼育用品も知りたい!

割り出し後の管理方法はどうすれば…?

yasu
yasu

そんな疑問にお答えします。

私は飼育レコード2回獲得&BE-KUWA執筆経験があります。

これから、知識0でも分かるほど丁寧に、マット産卵の割り出しの仕方を説明していきます。

⚠︎今回紹介する方法は私が推奨しているものです。他の方法もあることをご理解の上で参考にして下さい。

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割り出す時期を決めよう

割り出しには、卵で割り出す場合と幼虫で割り出す場合があります。

それぞれのメリット・デメリットをまとめておきます。

卵で割り出す場合
  • 短い期間で何度も産卵セットを組むことができる。(たくさん卵が採れる)
  • 卵が小さいので全て採卵しきれなかったり、潰してしまったりする可能性がある。
  • 割り出した後の管理にやや手間がかかる。
幼虫で割り出す場合
  • 卵に比べて幼虫は大きいので割り出しやすい
  • 割り出した後の管理が楽
  • 幼虫になるまでに時間がかかる
  • 初心者におすすめ。

通常、メスは産卵セットを組んでから数日中に産卵します。(早ければその日のうちに飼育ケースの側面や底に卵が確認できます)

卵で割り出す場合は、産卵セットを組んで2週間〜3週間ほどで割り出すことができます。

幼虫で割り出す場合は、1ヶ月半くらいして、飼育ケースの側面や底に幼虫が確認できてから割り出しましょう。

ただ、1ヶ月半では、メスが最後の方に産卵した卵はまだ孵化(卵が幼虫にかえること)していないことが多いので、幼虫と一緒に卵も割り出すことになりそうです。

〜全て幼虫で割り出したい場合〜

1.メスがマットの上に上がってきたタイミングで別容器に移しておき、再度産卵をさせないようにする。

2.メスを移してから1ヶ月もすれば全て孵化しているのでそのタイミングで割り出す

しばらく放置して、2令幼虫になってから割り出すこともできます。(私もなかなか時間が取れない&管理が楽なので、2令幼虫で割り出すことが多いです。)

放置している間にもメスが何度も産卵し、せっかく産んだ卵や幼虫を食べたり、潰したりする可能性があります。

やはり、ある程度、卵や幼虫を確認したらメスを産卵セットから出しておく方がいいでしょう。

たくさん幼虫を採りたい方は、別の飼育ケースに新たな産卵セットを組んでからそちらにメスを入れておくとまた産んでくれます

ちなみに、2度目以降の産卵セットを組む場合、メスの交尾をもう一度しなくて大丈夫です!

産卵数

ニジイロクワガタの場合、産卵セット1回につき大体20〜30の卵・幼虫が採れます。

30〜40くらい採れたらいい方です。

全く採れない時もあれば、60近く採れることもあるので、幅はありますが…。

クリーンカップを購入するときに参考にしてみて下さい。

卵での割り出し方

難易度はやや高めですが、まずはでの割り出し方について説明していきます。

⚠︎今回写真で使用しているケースはコバエシャッター・小です。

事前準備

割り出し後、産卵セットのマットをそのまま使って管理します。

その際、マットが劣化していないか確認して下さい。(虫が湧いたり、ゼリーで汚れたり、腐敗していたりしていないか)

劣化していたら、上手く孵化しないことがあるのでマットを新しくしましょう。

新しいマットは産卵セットで使ったマットと同じもの(産卵一番)がベストです。

マットを新しくする場合は、

事前にマットの水分量を調節して(→加水の方)

クリーンカップ(120ccまたは200cc)に詰めてセットしておく

と作業が楽になります。

卵を埋める場合はクリーンカップいっぱいに、上に置く場合は浅めに詰めます。

(詳しくは『3.クリーンカップにマットと卵を詰める。』参照。)

写真はクリーンカップ120ccです。

1. マットをタライの中にひっくり返す。

メス(マットの上に上がっていたら)を別の容器に移して、餌や足場用の水苔などを先に取り出しておきます。

マットをタライの中にひっくり返します。(土が広がらないのでタライが便利。)

メスが潜っている時は、マットと一緒にメスを出して別容器に移しましょう。

マットをひっくり返す途中に、メスの潜り跡が見えることもあります。

2. マットの固まりをほぐす。

卵を潰さないように慎重に作業しましょう!

産卵セットを組んだ時に、土を固く詰めたところに卵を産んでいます。

見失わないようにするために、卵が見つかったらすぐに採っていきましょう。(マドラーが便利)

マドラースプーン 1000本

土や卵はすぐに乾燥してしまうので、採るたびに蓋を閉めておくと安心です。

3. クリーンカップにマットと卵を詰める。

割り出し後の卵管理の方法は、

マットの中に卵を埋める方法

マットの上に卵を置く方法

の2種類あります。

マットの中に卵を埋めるメリット
  • 乾燥を防ぐことができる。
  • 孵化してからすぐにマット(餌)を食べることができる。
マットの上に卵を置くメリット
  • 数を把握できる。
  • 卵の状態(卵の形、孵化しているかなど)がすぐにわかる

乾燥や孵化後の管理が楽なので、初心者にはマットの中に卵を入れる方がオススメです。

ただ、それぞれメリットはあるのでお好きな方で管理してみて下さい。

マットの中に卵を埋める場合

A.クリーンカップ(120ccまたは200cc)いっぱいにマットを詰める。(腐敗していなければ、産卵セットで使っていたマットをそのまま使いましょう。)

B.卵を入れる個数(5〜10個くらい)の穴を空ける。

ドライバーやペンなど細いものがあるとやりやすいです。

C.マドラーで卵を入れる。

マドラースプーン 1000本

D.上から土をかけて蓋を閉める。
クリーンカップの蓋に穴を空けると乾燥しやすくなるので私は空けていません。(酸欠が心配の方で空けている方もいます。)(私は成虫管理の時は空けています。)

後から何の卵かわからなくならないように、蓋に卵の情報を書いておきましょう

マットの上に卵を置く場合

A.クリーンカップにマットを浅めに詰める。(蓋を閉めた時に卵が潰れないように)

B.マドラーで卵をマットの上に置く。

C.蓋を閉める。
クリーンカップの蓋に穴を空けると乾燥しやすくなるので私は空けていません。(酸欠が心配の方で空けている方もいます。)(私は成虫管理の時は空けています。)

後から何の卵かわからなくならないように、蓋に卵の情報を書いておきましょう。

⚠︎孵化後、幼虫は餌を食べるためにマットに潜りますが、たまに潜らない時があります。

その時には穴を掘って埋めてあげて下さい。

4. 孵化するのを待つ。

卵は24度くらいで管理するようにしましょう。

孵化までの卵の目安

卵の様子孵化までのおよその期間
A 楕円形の卵3週間
B 丸みを帯びた卵1〜2週間
C 幼虫が透けて膨らんでいる卵数日中

Dは体にマットがまだ入っていない(食べていない)ので、孵化してすぐの初令幼虫です。

Eは孵化後1週間程度の初令幼虫です。

5. 1頭ごとの飼育に切り替える。

クワガタ幼虫の場合は1カップ1頭が基本です。

卵や幼虫になったばかりの頃は多頭飼育も可能ですが、孵化して1ヶ月後くらいからは1頭ごとの飼育に変えていきましょう。

その際、産卵1番をそのまま使っても羽化しますが、あまり大きくなりません。

1頭ごとの飼育からは2次発酵マット(「幼虫飼育用マット」と書かれていたら種類は何でも大丈夫)を使用しましょう。(2次発酵マットのクリーンカップへの詰め方は、下の『幼虫での割り出し方』〜を参照)

ヒラタ・ノコ1番 5L(10袋) 計50L【メーカー直送品】

サイズを狙いたい方は2令幼虫あたりから菌糸ビンで管理します

【菌糸瓶】Gーpot 850cc 16本セット【メーカー直送品】

初令幼虫は菌に巻かれて死んでしまう可能性があるので、菌糸を使用する場合は2令幼虫あたりからにするのがいいです。

詳しくはこちら↓

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幼虫での割り出し方

⚠︎今回写真で使用しているケースはコバエシャッター・小です。

上でもお伝えしましたが、幼虫管理は2次発酵マットや菌糸を使う方が成長がいいです。

ヒラタ・ノコ1番 5L(10袋) 計50L【メーカー直送品】
【菌糸瓶】Gーpot 850cc 16本セット【メーカー直送品】

菌糸ビンの場合、餌を食べているかが一目瞭然なので管理は楽ですが、コストはかかります。

今回は低コストでできる2次発酵マットを使用した方法をお伝えします。

事前準備

事前にクリーンカップ(120)に幼虫飼育用マットを詰めてセットしておくと作業が楽になります。

マットは水分を調節して(→加水の方法)クリーンカップいっぱいに詰めます。

大体、一回の産卵セットで20〜30の幼虫が採れるので、セットしておく量の目安にして下さい。

1. マットをタライの中にひっくり返す。

メス(マットの上に上がっていたら)を別の容器に移して、餌や足場用の水苔などを先に取り出しておきます。

マットをタライの中にひっくり返します。(土が広がらないのでタライが便利。)

メスが潜っている時は、マットと一緒にメスを出して別容器に移しましょう。

2. マットの固まりをほぐす。

幼虫を潰さないように慎重に作業しましょう。

見失わないようにするために、幼虫が見つかったらすぐに採っていきましょう。(小さい幼虫だとマドラーが便利。大きいとスプーンや指で採れます。)

マドラースプーン 1000本

3. クリーンカップに幼虫を詰める。

⚠︎マットや幼虫は乾燥しやすいので、できるだけ素早く作業するようにしましょう。

事前にマットを詰めておいたクリーンカップの中央に指で穴を空けます。

幼虫を1頭入れます。(1ケースに1頭)

上からマットをかけた後、クリーンカップの蓋をします。

クリーンカップの蓋に穴を空けると乾燥しやすくなるので私は空けていません。(酸欠が心配の方で空けている方もいます。)(成虫管理の時は空けています。)

後から何の卵かわからなくならないように、蓋に卵の情報を書いておきましょう。

割り出し後の管理

割り出した後は、3令幼虫くらいまではクリーンカップのまま放置していて大丈夫です。

ただ、菌糸や発酵マットを食いあげたり、劣化したりしていたら交換するようにしましょう。

2令幼虫または、3令幼虫からは、800ccのボトルに発酵マットを詰めるか、菌糸ビンを用意して管理するようになります。(1つのボトル・ビンに1匹ずつ入れるので、幼虫の数だけ容器を用意。)

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【菌糸瓶】Gーpot 850cc 16本セット【メーカー直送品】

3令幼虫はこれくらい。(この後もっと大きくなります。)↓

初令幼虫と比較したらすごい違いです!↓

詳しくはこちら↓

おわりに

いかがでしたか?

もし、知りたい情報がなくて直接相談したいという場合は、個別の飼育相談サービスもやっています。ご活用ください。(>>飼育相談をする)

▼ニジイロクワガタ飼育方法・全体の流れ

▼エアコン・ワインセラーの選び方

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