飼育種
【和名】
インビタビリスツヤクワガタ
【学名】
Odontolabis invitabilis
【産地】
インドネシア スマトラ島 Brastagi
今回はインビタビリスの産卵セットについてです。
インビタビリスはインドネシア・スマトラ島に生息する小型のツヤクワガタです。メタリックがかったグリーンの体色が美しく、いつかはブリードしたいと長年思っていた種類です。
最近は、産卵・幼虫飼育に有効なマットのおかげもあり、ブリード物が出回っていますが、数年前まで難関種でした。インビタビリスの産卵は今回が2回目となります。
今回使用するメスは、2020年10月に野外品を購入後ブリードし、
2022年5月に繭玉を破り、自力ハッチしていたWF1です。
オスはまだ幼虫をしているため(現在までに羽化ゼロ)、知り合いを通じて購入させていただいたWF3となります。
飼育情報
【飼育温度】
22-24度程度
【飼育容器】
デジケース
コバエシャッター小などでも大丈夫です(マットの在庫が少なく小さいケースを使用しました)
【使用マット】
インビタビリスの産卵、幼虫飼育に実績のあるマット
ペアリング
後食済のオスとメスをプリンカップで同居させました。
翌日には、交尾・メイトガードをしていることを確認しました。
その後数日間同居させ、産卵セットに投入しました。
産卵セット
デジケースに水分多めに加水したマットをふんわり入れ(決して詰めない)
ゼリー、転倒防止材(樹皮や割り箸)を入れたら完成
(※撮影用にオスを入れていますが、セット時はメスのみ)
数日もすれば、他のツヤクワ同様に土玉が観察できると思います。
特に工夫のいらない簡単なセットですが、インビタビリスはマット、水分量が重要です
加水前のマットはサラサラとしており、
加水すると保水性がよく、
しっかりと団子状になるのがポイント
メスは、団子状の塊を作り、その中に産卵します。
後日、産卵結果を報告します。
(前回のプレゼント企画はこちら)
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