先日、2023年3月下旬にブラジルより入荷した、ブケファルスオオズの黒化型(メラニック型)の産卵セットを割り出しを行いました。
飼育種
今回、メス単品での購入となってしまったので、オスの画像はありません。
参考までに、昨年入荷のイエロー型のブケファルスオオズクワガタを載せておきます。
ブケファルスオオズクワガタには、メラニック型とイエロー型が確認されており、
【和名】
ブケファルスオオズクワガタ
【学名】
Macrocrates bucephlus
【産地】
ブラジル サンタカタリーナ Urupema
産卵セットはコチラの記事と同様です↓
昨年の野外品ペアからは、幼虫は取れていたものの、途中で全滅させてしまったので、今年はリベンジで…
産卵自体は簡単なので今回も大丈夫でしょう。
飼育情報
【飼育温度】
22度〜24度 (これまでは18度管理のワインセラーで産卵させていました)
【使用容器】
デジケースHR-1
クリアスライダーやコバエシャッター等でも良いです
【使用マット】
無添加発酵マット(Nマットなど)
【その他】
水苔
産卵セット
産卵セットは他の南米のクワガタ(アウストラリスオオズ、コフキ、ホソクワなど)同様のセットを組みました。
デジケースHR-1に適度に加水したNマットを入れて、、、
表面に保湿と転倒防止を兼ねて水苔を敷いて、、、
ゼリーを入れたら完成!!
右がブケファルスオオズクワガタの産卵セットで、左は同時期に入荷したアウストラリスオオズクワガタの産卵セットです。
オオズは野外品でも産卵セットに入れた後に再度寝ることがあるので、焦らずにいこうと思います。
割り出し
2023年3月29日に産卵セットを組んで、4月12日に試し割りを行いました。
卵は取れましたが、
たった3個と少ない結果に…
マットに少し加水をし、22〜24度の環境に移し、再度セットも組みました。
再割り出し
再セットから2週間ほど経ったので、割り出しを行いました。
初回の割り出し時とは大きく異なり、マットのかさが下がり、
至る所に潜った後があり、
期待が持てそうです。
ひっくり返すと…
土の塊がいくつも出てきました。
塊を慎重に壊していくと、
卵が出てきました。
オオズはバラマキ産卵の傾向が強いですが、
このような土の塊を作り、その中や周辺に複数の卵を産みます。
その後も、割り出しを進めていき…
十分な数の卵を得ることはできました。
昨年、初令でたくさんの幼虫を死なせてしまった反省から、
卵割り出しは極力避けるつもりでいました…
試し割りのつもりが、まさかこんなに産んでいるとは思いませんでした。
次のセットは幼虫が見えるまで、放置しようと思います。
ブケファルスオオズクワガタ基本の飼育情報
(前回のプレゼント企画はこちら)
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