ヤフオクでクワガタ・カブトムシ(以下クワカブ)が売れた!
発送したいけど、どうやって梱包すればいいのか分からない…。
そもそもクワカブを発送しても大丈夫?
そんな疑問にお答えします。
私は飼育レコード2回獲得&BE-KUWA執筆経験があります。
と悩まれている方へ。
季節ごとの梱包方法から発送方法まで丁寧に解説していきます。
ヤフオク!の出品方法はコチラの記事↓
⚠︎今回紹介する方法は私が推奨しているものです。他の方法もあることをご理解の上で参考にして下さい。
幼虫を梱包する
準備物
・クリーンカップ
・マット
梱包の方法
1.クリーンカップにマットと幼虫を入れる。
既にクリーンカップで幼虫飼育をしている方は、そのままの状態でOKです。
⚠︎発送前には必ず幼虫の生存確認をしましょう。
中央に穴をあけ、幼虫を入れます。
上から土を被せて蓋をしましょう。
2.蓋に穴を空ける。
酸欠を防ぐために、蓋に穴を数箇所空けましょう。(針で空けるといいです。)
(通常の飼育時は乾燥が気になるので空けていません。)
3.蓋に生体の名前や特徴を書く。
購入してくれた方に分かりやすいように、幼虫の情報を書いておくと親切です。
4.セロテープで蓋を固定する。
輸送中に蓋が取れて脱走しないように蓋を固定します。
十字に貼るとしっかり固定されて安心です。
いくつか同時に発送する場合は、いっぺんにセロテープを貼りましょう。
(高さはダンボールの高さに合わせてください。)
成虫を梱包する
準備物
・クリーンカップ(成虫に合わせた大きさ)
・水苔
⚠︎餌のゼリーなどは入れません。(冷えたり、蒸れたりするため、基本的には入れません。)
梱包の方法
1.乾いた水苔を入れる。
蒸れの原因となるので水苔は水で戻さず乾いたものを入れます。(あまりにも乾燥していたら、スプレーを1吹きしましょう。湿り過ぎには注意。)
2.生体を入れる。
3.蓋に穴を空ける。
酸欠を防ぐために、蓋に穴を数箇所空けましょう。(針で空けるといいです。)
4.蓋に生体の名前や特徴を書く。
購入してくれた方に分かりやすいように、成虫の情報を書いておくと親切です。
5.セロテープで蓋を固定する。
輸送中に蓋が取れて脱走しないように蓋を固定します。
十字に貼るとしっかり固定されて安心です。
いくつか同時に発送する場合は、いっぺんにセロテープを貼りましょう。
(高さはダンボールの高さに合わせてください。)
箱に梱包する
暑い・寒いなどの影響で配送中にクワカブが弱ってしまったり、最悪死んでしまったりすることがあります。
その際、何も対策をとらずに発送していると相手からの信頼を損なってしまいます。
気温ごとの対策をしっかりしていきましょう。
新聞紙の使い方
新聞紙を使う時には、一度グチャグチャに丸めて開いてから使いましょう。(空気を含ませるイメージ。)(緩衝材・保温の効果を持たせるため)
ちょうどいい時期(春・秋など)
準備物
・ダンボール(発送する生体の量や大きさに合わせてください。)
・新聞紙
梱包の方法
写真は60サイズのダンボールを使用しています。
1.ダンボールの底をテープで十字に止める。
補強の役割もあるので十字に止めるといいでしょう。
この時、テープカッターがあるとかなり便利です。(私は以前までハサミを使っていましたが、テープカッターを買ってからはもう戻れません。)
2.ダンボールの底に新聞紙を敷く。
ダンボールの底の大きさに合わせて折って、
新聞紙を敷きましょう。
3.新聞紙でクリーンカップを包む。
クリーンカップの高さに合わせて新聞紙を折りたたみ、包んでいきます。
端をセロテープで止めます。
4.クリーンカップを入れ、隙間を新聞紙で詰めていく。
輸送中、クリーンカップが動かないようにしっかり詰めていきましょう。
色々なパターンができます。
箱の上に隙間ができる場合には、
上にも新聞紙を詰めていきます。
5.新聞紙を上に被せる。
6.蓋を閉めてテープで十字に止める。
蓋も十字に止めましょう。
やはりテープカッターがあると便利です。
7.送り状を書いて貼る。
暑い時期(夏)
準備物
・発泡スチロール(発送する生体の量や大きさに合わせてください。)
ダイソーで売られている「クーラーボックス」(60サイズ)(150円)も使いやすいです。
・新聞紙
・保冷剤
普通の保冷剤でもいいですが、私はR1ドリンクタイプの容器に水を入れて凍らせることが多いです。(水は凍ると膨らむので9割くらいまで入れて凍らせます。)
使いやすいサイズなのでおすすめです。
⚠︎暑い日に大きい発泡スチロール(サイズ)を使う場合は、500mlのペットボトルを入れます。
梱包の方法
写真は60サイズの発泡スチロールを使用しています。
1.発泡スチロールに穴を空ける。
蓋に2箇所、穴を空けます。
2.発泡スチロールの底に新聞紙を敷く。
発泡スチロールの底の大きさに合わせて折って、
新聞紙を敷きましょう。
3.新聞紙でクリーンカップを包む。
クリーンカップの高さに合わせて新聞紙を折りたたみ、包んでいきます。
端をセロテープで止めます。
4.クリーンカップを入れ、隙間を新聞紙で詰めていく。
クリーンカップを端に置きます。
保冷剤を入れるスペースを空けておきます。
後から入れる保冷剤とクリーンカップがくっつきすぎないように、間に新聞紙を詰めましょう。
5.保冷剤を入れる。(⚠︎発送の直前に)
早くから入れておくと溶けてしまうので、発送する直前に保冷剤を入れます。
新聞紙で包んでから入れます。
6.新聞紙を上に被せる。
7.蓋を閉めて周りをテープで止める。
蓋の周りをぐるりと一周テープで止めます。
この時、テープカッターがあるとかなり便利です。(私は以前までハサミを使っていましたが、テープカッターを買ってからはもう戻れません。)
8.送り状を書いて貼る。
寒い時期(冬)
準備物
・発泡スチロール(発送する生体の量や大きさに合わせてください。)
ダイソーで売られている「クーラーボックス」(60サイズ)(150円)も使いやすいです。
・新聞紙
・カイロ
⚠︎よくないカイロもあるので注意!
24時間温かさが持続する桐灰の貼らないカイロが断然おすすめです。↓
⚠︎航空便を使用する場合(沖縄などの離島)は、カイロを入れていると輸送してもらえません。
カイロなしで送るか、船便を利用するかの相談を相手としておきましょう。
梱包の方法
写真は60サイズの発泡スチロールを使用しています。
1.発泡スチロールに穴を空ける。
蓋に2箇所、
片方の側面に8箇所穴を空けます。
2.発泡スチロールの底に新聞紙を敷く。
発泡スチロールの底の大きさに合わせて折って、
新聞紙を敷きましょう。
3.新聞紙をクリーンカップで包む。
クリーンカップの高さに合わせて新聞紙を折りたたみ、包んでいきます。
端をセロテープで止めます。
4.クリーンカップを入れ、隙間を新聞紙で詰めていく。
側面に空けた穴は、カイロの温かさを保つために空気を入れる穴なので、穴とは反対側の端にクリーンカップを入れます。
後から入れるカイロとクリーンカップがくっつかないように、間に新聞紙を詰めましょう。
5.カイロを入れる。(⚠︎発送の直前に)
早くから入れておくと効果が切れるのが早くなるので、発送する直前にカイロを入れます。
新聞紙で包んでから入れます。
撮影のために用意したのでカイロの袋を開けていませんが、発送する時は袋を開けてくださいね笑↓
6.新聞紙を上に被せる。
7.蓋を閉めて周りをテープで止める。
蓋の周りをぐるりと一周テープで止めます。
この時、テープカッターがあるとかなり便利です。(私は以前までハサミを使っていましたが、テープカッターを買ってからはもう戻れません。)
8.送り状を書いて貼る。
クワガタ・カブトムシの発送業者
クワカブ(生体)を配送する場合、公式にはゆうパックのみ可能となっています。
他の業者は生き物を送るのを禁止しているので注意して下さい。(契約を交わしている方は可能。)
送り状の書き方
品名は「クワガタ成虫○頭」「カブトムシ幼虫○頭」などと書きましょう。
ゆうパックは生き物の発送OKなのでそのまま書いて大丈夫です。
「こわれもの」「逆さま厳禁」「下積み厳禁」に丸をして送ると安心です。
ヤフオク!ではお問い合わせ番号を入力する箇所があるので、無事に荷物が届くまで送り状は大切に取っておきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
梱包方法・発送方法は分かってもらえたでしょうか?
このブログでは他にもクワカブ飼育に関する色々な情報を発信しています。
TwitterやInstagramでブログの更新情報をお伝えしています!
(前回のプレ企画はこちら)
コメント