寒い日のワインセラー内を設定温度に保つには
ワインセラーは基本的に冷やす機能しかありません。
つまり、周りの気温が下がると、セラー内の温度も設定温度より下がってしまいます。(セラーを18度設定にしても外気が10度になった場合、18度まで温めることはできません)
温度管理が重要なクワカブ飼育では致命的!
それでは、設定温度に保つための方法を見ていきましょう。
加温機能があるワインセラーを準備する
ワインセラーの中には加温機能があるものもあります。
加温機能があれば、周りの気温が少々低くても、設定温度に保ってくれます。
値段は高くなりますが、セラーだけで温度管理する人にとっては便利機能です。(エアコンで管理する人は不要な機能です。詳しくは後述。)
エアコンをつける
部屋をセラーの温度よりも高くしておけば、セラーが機能します。
つまり、エアコンや暖房器具をつけておけば加温する必要がありません。
マルチパネルヒーターで加温する
加温機能付きのセラーを持ってないし、エアコンをつけっぱなしにすることも難しい…。
そんな方はマルチパネルヒーターをセラーの中に入れて加温する方法がいいでしょう。
マルチパネルヒーターというのはこんなやつです。↓
クワカブブリーダーの間ではよくされている加温方法なので詳しく見ていきましょう。
気になる電気代はこちら↓
パネルヒーターでワインセラー内を加温する方法
準備物
マルチパネルヒーター
おすすめのマルチパネルヒーターは「ビバリア」か、「ピタリ適温プラス」です。
2種の違いやサイズなどはこちらの記事にあるので、マルチヒータをまだ購入していない方はこちらから読んでください↓
サーモスタット
マルチパネルヒーターは温度がブレやすいので、サーモスタットを併用します。
サーモスタットは、セラー内が設定した温度より上がるとヒーターの電源を自動でオフにしてくれます。
そうすることでセラー内が暑くなりすぎるのを防ぎます。
温度計
サーモスタットで設定した温度と実際の温度が違うことがあるので、温度計も併用した方がいいです。
セラー内と外の温度の両方わかった方がいいので、こちらの2つの温度が測れるものがおすすめ。
加温方法
1.底面にマルチパネルヒーターを敷く
セラーの底面にマルチパネルヒーターを敷きましょう。
パネルヒーターは折れたり曲がったりしないように注意。
⚠︎手持ちのセラーの底面が小さかったので、下の写真では一時的にセラーを横にしています。
コードはドアを開けた時にできる隙間から外へ出しておきましょう。
セラーの扉を閉めた時にはこんな感じになります。
2.パネルヒーターのコンセントをサーモスタットにつける
サーモスタットと接続することで、自動でヒーターのオンオフして温度調節してくれます。
3.サーモスタットのセンサーをつける
セラーのドアを開けた時にできる隙間からセンサーを入れます。
温度を感知してほしい場所にくっつけます。
4.温度計のセンサーをつける
温度計のセンサーも同じ要領でセラー内に入れ、センサーの近くに引っ掛けます。
5.温度計を測りたい場所につける
温度計の本体は測りたい場所に置いておきます。
これで、セラー内の温度とセラー外の温度が分かるようになりました。
6.試運転する
最後にサーモスタットのコンセントをさすと使えるようになります。
サーモスタットで温度設定してもブレることがあるので、クワカブを入れる前に試運転しておきましょう。
セラー上部と下部の温度差なども合わせてチェックします。
使用途中で温度がズレてくる場合もあるので、定期的な温度チェック、セラー内のチェックをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
本ブログではクワカブ飼育に関する情報を発信しています。
気になる飼育情報がある方はクワカブ名やキーワードを入れて検索してみてください↓
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