クワカブ飼育マルチパネルヒーターの選び方
パネルヒーターと調べると、人が使う大きなヒーターがヒットしますが、
クワカブ飼育では自作の温室やワインセラー内を温めるために使います。
クワカブ飼育で使われるものはこんな感じ。↓
これは、マルチパネルヒーターと呼ばれています。
設定温度
マルチパネルヒーターの中には、全自動で温度設定してくれるタイプと、自分で温度調節するタイプがあります。(詳しくは後述)
いずれにせよ、温室の大きさや使用環境などによって温度はブレやすいです。
・温度計(温室内の温度が測る)
・サーモスタット(設定した温度より上がるとヒーターの電源をオフにしてくれる)
は必ず併用しましょう。クワカブの命に関わります。
↓このような温室内と外の温度を測れる温度計がおすすめです。
大きさ
マルチパネルヒーターはセラーの床や側面に敷いて使用します。
折り曲げて使用しない方がいいので、購入前には室内に入る大きさかよく確認しましょう。(ヒーターのサイズは後でまとめています。)
広めの温室ならば温めるのに電力を使うので、出来るだけ大きいW数のものがいいでしょう。(ヒーターのすぐ近くは温かくなり過ぎるので注意!)
中には2個使いしている方もいます。
クワカブ飼育おすすめのマルチパネルヒーター
クワカブ飼育におすすめのマルチパネルヒーターは次の2つです。
マルチパネルヒーターは結構お高めなので、新品にこだわらない方はメルカリもありです。
ただ、偽物で全然効かないものも出回っているようなので、くれぐれも注意して下さいね。
それでは見ていきましょう。
みどり商会 ピタリ適温プラス
紹介するパネルヒーターの中で唯一クワカブ飼育向きと謳っている「ピタリ適温プラス」。
温度設定ボタンはなく、高度センサーによって自動的に25〜29℃に保ってくれます。(表面温度42℃±5℃)
自動は楽ですが、細かい温度調整がしたい時には不便かもしれません。
電気代は圧倒的に安いので、節約したい方におすすめです。
定格消費電力 | 表面温度 | サイズ(mm) | 1ヶ月当りの電気料目安 | |
ピタリ適温プラス1号 | 4W | 42℃±5℃ | 180×150 | 約50円 |
ピタリ適温プラス2号 | 8W | 42℃±5℃ | 220×220 | 約9.4円 |
ピタリ適温プラス3号 | 15W | 42℃±5℃ | 420×240 | 約10.8円 |
ピタリ適温プラス4号 | 20W | 42℃±5℃ | 550×250 | 約21.5円 |
ビバリア マルチパネルヒーター
クワカブ向きと表示はありませんが、クワカブ飼育で利用している人も多いマルチパネルヒーター。
表面温度は25℃〜45℃まで設定できるので、調整可能です。(正確な調整は難しいので、サーモスタットは必須)
電気代はピタリ適温プラスより結構高いですが、サイズ展開は豊富!
私は以前、32本入りのワインセラーに32Wのビバリアマルチヒーターを使っていましたが、よく温まりましたよ。
定格消費電力 | 表面温度 | サイズ(mm) | 1日当り電気料目安 | 1ヶ月当り電気料目安 |
8W | 25〜45℃ | 160×160 | 約5.4円 | 約162円 |
14W | 25〜45℃ | 155×240 | 約9.4円 | 約282円 |
16W | 25〜45℃ | 240×240 | 約10.8円 | 約324円 |
32W | 25〜45℃ | 240×480 | 約21.5円 | 約645円 |
45W | 25〜45℃ | 240×650 | 約30.2円 | 約906円 |
SANKO パネルウォーマー
ビバリアとほぼ同じ条件のマルチパネルウォーマーですが、少しお高めです。
安売りや割引があれば買いなので一応紹介していますが、基本的にビバリアがいいでしょう。(電気代は分かりませんでした)
定格消費電力 | 設定温度 | サイズ(mm) |
8W | 25〜45℃ | 160×160 |
14W | 25〜45℃ | 155×240 |
16W | 25〜45℃ | 240×240 |
32W | 25〜45℃ | 240×480 |
おすすめマルチパネルヒーターまとめ
日々の電気代を節約したい方は、「ピタリ適温プラス」
表面温度の調整をしたい方は、ビバリアの「マルチパネルヒーター」
を選びましょう。
ブリーダーの口コミは両方ともいいので、どちらを選んでも大丈夫!
個人的にはヒーターの表面温度を調節したいのでビバリア推しですが、電気代が結構違うので悩みどころ…。
最終的には本体価格で決めてしまうかもしれません。笑
マルチパネルヒーターの使い方はこちら↓
(前回のプレゼント企画はこちら)
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