クワガタ・カブトムシの移動・運搬方法
クワガタ・カブトムシの主な運搬方法は、
の4つです。
自動車やトラックで運ぶ
距離にもよりますが、自分で運ぶのが一番安上がりで簡単です。
車内の温度も、自分で管理できるので安心です。
飼育数が多い場合は、トラックや荷室が広いバンなどを借りるのもいいでしょう。
乗り捨てプランもあるので、状況に合わせて利用可能。
乗り捨てプランだと自分も一緒に引越し先に移動できるのか!!
私もよく利用していますが、レンタカーを検討するときは最安値がわかる比較サイトが便利です。
荷物として送る
遠方への引越しの場合は、荷物として送る方法があります。
ただし、クワガタやカブトムシなどの生体を送ることができるのはゆうパックのみとなっています。
他の業者は生き物を送るのを禁止しています。(契約を交わしている方は可能。)
梱包方法や発送方法はこちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。
生き物を送る以上、受け取りの日時に気をつけなくてはなりません。
確実に引越し先で受け取れるよう、スケジュールを練っておきましょう。
何が何でも受け取らなければ…!!
引越し業者に頼む
通常の荷物と一緒に運んでもらう方法です。
見積もりの段階で、クワガタ・カブトムシも運んでもらえるか確認してみましょう。
そもそも昆虫の運搬を取り扱っていない場合もありますし、取り扱いがあっても別料金がかかるので検討が必要です。
ダメ元で聞いてみるといいかも!!
引越し業者も比較サイトがありますので、活用してください。
ペット輸送専門業者に頼む
ペット輸送専門業者に頼むこともできます。
「ワンニャンキャブ」という業者に問い合わせると、クワガタ・カブトムシの輸送もできるということでした。
ワンニャンキャブ移動手段&料金例
【移動手段】
- 陸路:空調車
(庫内温度ー5℃~+30℃) - 空路:飛行機
(貨物室(25℃くらい)・貨物ターミナル~飛行機までの移動はカイロ・保冷剤などで対応)
【料金例】
- 区間:東京〜大阪
- 荷物:44㎝×74㎝×35㎝くらいの衣装ケース1個(1個増えるごとに+2000円)
- 陸路のみの場合:空調車で当日輸送。
→¥116,600(税込) - 一部空輸の場合:空調車+飛行機で当日輸送。
→¥116,600(税込)+¥55,000(税込)
値が張るのは正直痛いですが、輸送中も温度管理をしてくれるので安心してお願いできます。
やっぱり高い…。でも安心…。
問い合わせた際も丁寧に対応してくれたので、気になる方は一度問い合わせてみてください。
クワガタ・カブトムシ引越しの注意点
クワカブ引越しの注意点は以下の3つです。
クワガタ・カブトムシを必要最小限にする
長距離移動はクワガタ・カブトムシにとって負担になってしまいます。
また、抱えるクワカブが多ければ多いほど、引越しの準備が大変&引越し費用も上がります。
引越しまでに、整理しておくと良いでしょう。
整理方法は主に2つ。
絶対にしてはいけないことは、放虫です。
生態系を狂わせ大変なことになることを防ぐため、その場所で採れたもの以外の虫は、最後まで責任を持って飼育しましょう。
ヤフオクで売る
クワカブを売るときに便利なのが、ヤフオクです。
(⚠︎2022年9月からオオクワの取引が禁止になったので、オオクワを売ることはできません…。)
初心者でも分かるように出品方法をまとめていますので、参考にどうぞ↓
信頼できる人に売るor譲る
クワカブを引き取ってくれる人がいれば、売ったり譲ったりするのも手です。
ただし、相手は飼育マナーを守ってくれる人にしておきましょう。
放虫の危険性については伝えておきたい!!
蛹を抱えない
蛹の時期は非常にデリケートです。
原則、蛹に刺激を与えるのはNG。
長距離移動となると羽化不全や死んでしまうリスクがかなり高まります。
引越しの時期と蛹になる時期が被らないよう、早めから計画しておかなければなりません。
時期が被りそうな場合、幼虫の段階で手放す方がいいでしょう。
そんなこと言ったって、もう遅いよ…。
蛹になっちゃってるよ…。
引越し時期と蛹時期が被ってしまった場合は、
- リスクを承知で引越し先に持っていく
(蛹室の隙間をティッシュで埋めるなどして極力振動を減らす工夫が必要。) - 知人に羽化するまで預ける
しかないです。
そんなことを言っていますが、私も転勤ありの仕事で
毎年、転勤時期はヒヤヒヤしています。
転勤の有無はかなーり早めに教えてほしい。(切実)
引越し先の温度管理ができるようにしておく
「クワガタ・カブトムシの移動・運搬方法」で、無事に生体を運べたとしても、
引越し先の環境を整えておかなければ意味がありません。(特に夏場や冬場)
温度管理関係でやるべきことは3つ。
電気の手続き
基本すぎますが、めちゃくちゃ重要事項です。
これを忘れていたら、エアコンもワインセラーも使えません…。
クワカブの移動に気を遣った意味!!笑
手間は同じなので、引越しのタイミングで安い電力会社にするのをおすすめします。
先日、こちらの比較サイトで電力会社を見直して55,703円/年も安くなりました!!
(平均が3万円弱らしいので、びっくり笑)
見直したからといって、電気の使い勝手は何にも変わってませんよ。
電力比較サイトエネチェンジ のシミュレーション画面にある、「引越しの場合」をタップして、電力会社を調べましょう。
その下には「電気の引越し手続き」の丁寧な説明もあります。
手順に沿って手続きするだけで電気の引越しができるので参考にしてください。
エアコンの設置
エアコンが元から備え付けられている物件なら心配ありません。
しかし、引越し元から持っていく場合や、新しく購入する場合は、エアコンを設置する必要があります。
暑い日や寒い日は、クワカブが到着するより早く、もしくは同時くらいにエアコン設置を済ませたいものです。設置の日時はよく考えて決めましょう。
ワインセラーや冷やし虫家の設置
ワインセラーや冷やし虫家は、引越し元から荷物として持っていく方がほとんどでしょう。
荷物の到着日時とクワカブの到着日時は、やはり調整しておく必要があります。
おわりに
いかがでしたか?
ただでさえ引越しは大変なのに、クワカブのことまで考えると労力は2倍ですよね。
少しでも皆さんの手助けになると嬉しいです。
新境地でのクワカブライフに向けて頑張りましょう!!
(前回のプレゼント企画はこちら)
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